実験器具の使い方について

みなさん、心身共に元気にしていますか。臨時休校に入ってから1カ月が経過しました。滑川市は5月21日(木)から学校が再開される予定となっております。もうしばらく家庭での生活、学習となりますが、我慢して乗り切りましょう。

さて、久しぶりの1学年理科の投稿になります。今までは植物の内容が多かったですが、本日第6回目は中学校で扱う実験器具についてです。

みなさんは小学生のとき、物質を温める実験ではアルコールランプを使っていたと思います。中学校ではガスバーナーといわれるものを使って物質を温めます。

これがガスバーナーです。

中学校ではプロパンガスを用いています。

 

 

このガスバーナーを分解してみると…

 

 

 

 

左の写真が分解したあとの状態です。右の写真はガスの量を調節するためのねじになります。これをガス調節ねじといいます。見えにくいと思いますが、真ん中に小さな穴が開いています。ここからガスが出てきます。

 

 

 

 

また、空気の量を調節するためのねじが左の写真になります。これを空気調節ねじといいます。周りに3つの穴がありますが、ここから空気が入っていきます。真ん中の穴はガスが入る穴です。右の写真は分解したあとの本体です。先がとがっているところが、先ほどのガス調節ねじの小さな穴のところに重なることでガスが出ていかなくなります。

次にガスバーナーの炎についてです。

 

 

 

 

マッチで火をつけ、ガス調節ねじを少しずつ開いて点火すると、オレンジ色の炎になります。だいたい10cm程度の大きさにします。そのあと、ガス調節ねじをおさえて空気調節ねじだけを少しずつ開き、青色の安定した炎にします。オレンジ色のままだと温度が低く、物質に黒色のすすがついてしまいます。

 

 

 

 

左の写真が空気の量が不足している炎、右の写真が空気の量が多すぎる炎です。

今回は実際に動画で説明もしてみました。下記の4つを見てみてください。

①ガスバーナーのしくみ

https://m.youtube.com/watch?v=5vmAS6ZW4CU&t=35s

②ガスバーナーの使い方①

https://m.youtube.com/watch?v=2DXjQAwj1fw&t=23s

③ガスバーナーの使い方②

https://m.youtube.com/watch?v=5OndbxhU_uA

④ガスバーナーの使い方③

https://m.youtube.com/watch?v=yxf0t81fRCg

学校が再開してガスバーナーを使用するときがきましたら、取り扱いに注意して安全に使用したいですね。

Comments are closed