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1学年 5月の連休の課題一覧

1年生のみなさんへ

5月の連休中の課題一覧を明日、4月28日(木)に配布します。このHP上でも掲載しておきます。計画的に過ごしてよい連休にしてください。1年生連休中の課題一覧

学校が再開し1年生も本格的に授業が始まりました

長い休校期間が明け、先週の木曜日から登校が再開しました。生徒のみなさんが笑顔で元気に登校していたので、私たちも一安心しました。

今まで当たり前に登校して学校生活を送っていましたが、学校が再開すると改めて、当たり前に学校生活が送れることに感謝したいですね。

学校では廊下にソーシャルディスタンスとして2mの目安を掲示しております。休み時間などはこれを気にかけながら過ごしています。

 

 

 

 

さて、本日は1年生の授業の様子についてです。

生徒に「授業はどうでしたか。」と質問すると、「緊張しました。」や「これから面白くなりそうで楽しみです。」などの答えが返ってきました。中学校では教科ごとに先生が違うので緊張もするし、いろんな先生と出会えるので楽しみも増えますね。今日は数学の授業をちらっと見ていたのですが、黙々と真剣に取り組む姿、困っている生徒に教え合う姿が見られました。このような姿はステキですね!

また、理科では顕微鏡で微生物の観察をしました。ミジンコの仲間が今にも卵から出てくる瞬間を見付けた生徒もいました。

 

 

このようにこれからも授業で仲間と助け合いながら学び合い、今まで知らなかった新たな発見ができるように私たちとともに授業をつくっていきたいですね!

 

月と金星の満ち欠け

みなさん、毎日どのような計画を立てて生活しているでしょうか。継続させるということはとても難しいことですが、残りの休校期間にこれは毎日続けてみよう!ということを決めて実行してみてください。続けるためのポイントは『時間帯』ですよ。

さて、本日の1学年理科は天体についてです。本来天体の授業は3年生の3学期に実施されますが、天体という分野は私たちの身近にあります。日中であれば太陽がどこから昇り、どこに沈むのか。夜であれば月がどのような形をしているのか、あれは何の星座なのか。みなさんが幼稚園や小学生のときから何気なく見ているものですよね。

そこで、先日の夜に天体観測を行ってみました。ちょうどフラワームーンといわれる日だったので月の観察と、現在金星が地球に近くなっているということから金星の観察を行いました。

 

 

 

 

これは月の写真です。クレーターまではっきりと見えました。この後は徐々に月は欠けていきます。

 

 

 

 

これは金星の写真です。現在は夕方、西の空に見えます。金星は太陽が沈んだあとに輝いて見えるのでとても見付けやすいです。ちなみに、月と違って肉眼では見えないですが、天体望遠鏡を使って観察すると、月と同じように満ち欠けしているのが分かります。

5月までは夕方、西の空に金星は見えます。(よいの明星)そして、いったん見えなくなり、その後、朝方、太陽が昇る前に東の空に見えるようになります。(明けの明星)

何気なく見ている夜空。毎日同じ時間帯、同じ場所で観察していると違った景色を見ることができ、そこから月の動きや金星、そのほかの星の動きも分かってくると思います。天気のよい日が続きます。肉眼でもよいので、ぜひ天体観測をしてみてはどうですか。

実験器具の使い方について

みなさん、心身共に元気にしていますか。臨時休校に入ってから1カ月が経過しました。滑川市は5月21日(木)から学校が再開される予定となっております。もうしばらく家庭での生活、学習となりますが、我慢して乗り切りましょう。

さて、久しぶりの1学年理科の投稿になります。今までは植物の内容が多かったですが、本日第6回目は中学校で扱う実験器具についてです。

みなさんは小学生のとき、物質を温める実験ではアルコールランプを使っていたと思います。中学校ではガスバーナーといわれるものを使って物質を温めます。

これがガスバーナーです。

中学校ではプロパンガスを用いています。

 

 

このガスバーナーを分解してみると…

 

 

 

 

左の写真が分解したあとの状態です。右の写真はガスの量を調節するためのねじになります。これをガス調節ねじといいます。見えにくいと思いますが、真ん中に小さな穴が開いています。ここからガスが出てきます。

 

 

 

 

また、空気の量を調節するためのねじが左の写真になります。これを空気調節ねじといいます。周りに3つの穴がありますが、ここから空気が入っていきます。真ん中の穴はガスが入る穴です。右の写真は分解したあとの本体です。先がとがっているところが、先ほどのガス調節ねじの小さな穴のところに重なることでガスが出ていかなくなります。

次にガスバーナーの炎についてです。

 

 

 

 

マッチで火をつけ、ガス調節ねじを少しずつ開いて点火すると、オレンジ色の炎になります。だいたい10cm程度の大きさにします。そのあと、ガス調節ねじをおさえて空気調節ねじだけを少しずつ開き、青色の安定した炎にします。オレンジ色のままだと温度が低く、物質に黒色のすすがついてしまいます。

 

 

 

 

左の写真が空気の量が不足している炎、右の写真が空気の量が多すぎる炎です。

今回は実際に動画で説明もしてみました。下記の4つを見てみてください。

①ガスバーナーのしくみ

https://m.youtube.com/watch?v=5vmAS6ZW4CU&t=35s

②ガスバーナーの使い方①

https://m.youtube.com/watch?v=2DXjQAwj1fw&t=23s

③ガスバーナーの使い方②

https://m.youtube.com/watch?v=5OndbxhU_uA

④ガスバーナーの使い方③

https://m.youtube.com/watch?v=yxf0t81fRCg

学校が再開してガスバーナーを使用するときがきましたら、取り扱いに注意して安全に使用したいですね。

1学年 数学 休校課題(5月7日配布)の変更について

変更点

①移行用補助教材教科書(うすい冊子)は配られていません。

②解答例を参考に、問題を解いて予習して下さい。

なお、課題についての質問や不明な点、心配なことがあれば遠慮せずに学校に連絡してください。よろしくお願いします。

早月中学校 1学年

27日久しぶりの登校に向けて

新型コロナウイルスの影響で学校再開が来月の7日(木)からになりました。休校が延長されるということで、4月27日(月)に課題の提出と課題の追加の配布が行われることになりました。

現在は、感染症を防ぐために3密にならない工夫を考え、生徒を迎える準備をしております。

 

 

 

 

廊下にはビニルテープを貼り、等間隔に整列できるようにしました。(スーパーのレジ待ちの要領)

机の上に課題の追加分とお知らせのプリントを用意し、なるべく多くの生徒が同じものを触らないように準備しました。

 

 

 

 

 

また、クラスの後ろの黒板を最大限活用するために担任間で相談し、試行錯誤を繰り返して、学校がいつ再開してもいいようにしております。

最後に、1学年の先生方もそれぞれの持ち場で先の先を読んで仕事を進めております!ちなみに、宝田先生は数学の教材研究、老田先生は学年のために行事の企画・運営。魚住はいろいろと…

 

27日(月)は細心の注意を払い、生徒と久しぶりの再会を楽しみに待っております!

家でもできる簡単理科実験

今回の1年理科、第4回目は自由研究についてです。自由研究は夏休みに行うもので、まだ早いだろうと感じている人もいると思います。しかし、現在の休校中を利用して自由研究の題材探しを進めてみてはどうでしょうか。前回の投稿でも伝えましたが、理科はいろんなところにあります。身近なことで不思議に思ったことや疑問に思ったことを研究するととても楽しくなりますよ!

さて、自由研究というものは家にあるものでも簡単にできます。そこで、今日はよくある2つの実験について紹介します。(参考:日本分析化学専門学校HPより)

まず1つ目は『ダイラタンシー現象』です。

ダイラタンシーとは、握ったり、たたいたりして力を加えると、粒同士のすきまが広がって水がその中に吸い込まれていく。その結果、表面が乾いて固くなる。逆に力を加えないと粒同士のすきまがなくなり、水が押し出されるのでドロドロの液体になる現象です。

 

 

 

 

片栗粉と水を用意します。片栗粉と水は2:1の割合がよさそうです。

割りばしなどでよくかき混ぜれば完成です!(たったこれだけ)

 

 

これを手ですくって握ってみると…

 

 

 

 

 

 

 

 

左上の写真のように握った直後は固まっていますが、手のひらを広げ力が加わらなくなると液状になっていきました。

このダイラタンシー現象の実験を発展させることでもっとよい自由研究になりそうですね!(例えば、水以外を使用してみる、割合を変えてみる等…)また、ダイラタンシー現象を使えば、その上を走ることもできるでしょう。

2つ目は『10円玉をきれいにしよう』です。

この実験は昔からある実験です。10円玉は何でできているか分かりますよね。そして、みんなが普段見ている10円玉は黒ずんだ濃い茶色です。でも、もともとの10円玉はそんな色ではなくピカピカに輝いているのです。そこで、その輝いている10円玉にするにはどうすればよいのかという実験です。

 

 

 

 

 

 

 

用意するものは、10円玉といろいろな水溶液です。今回用意したのは、①レモン水、②炭酸水、③食酢、④食塩水、⑤砂糖水、⑥しょうゆです。1時間おきに撮影しました。一つ一つ見てみると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番きれいになったのは食酢。次がレモン水でした。食塩水や砂糖水はほとんど変わりませんでした。では、なぜ食酢やレモン水に入れるだけできれいになったのでしょうか。また、身近にあるものできれいにするには、他にどのような水溶液を用いればよいか調べてみるのもよいですね。(ただ、発展させるのはちょっと難しいかもしれません)

今回紹介した2つの実験はどれも家にあるものでできる実験です。理科室にある薬品や道具がなくても代わりになるものは意外とキッチンにあるものです。この休校中にいろいろ調べてみるのもよいですね。

また、理科の自由研究について参考資料も作成したので是非ご覧ください!(下記のPDFファイルです)

理科自由研究について

家でできる簡単なトレーニング

休校中、部活動やクラブ活動がなく、運動をする機会が減っているのではありませんか。今は不要不急の外出を控えなくてはいけないので、多数集まっての活動はできないのが現状です。でも、体がなまってしまってはウイルスにたえるための体力も落ちていく一方です。

そこで、生徒の皆さんの体力維持のために、野球部顧問の魚住と陸上競技部顧問の猪又が家でできる簡単なトレーニングを紹介したいと思います!(写真のみとなりますので、説明も入れていきます)

まずはよくある体幹トレーニングです。下の写真は一般的なもの4種です。どれも「おへそ」にしっかりと力を入れて、一本の棒になるようにするとよいでしょう。右上の写真は左右それぞれでやるようにしてください。体力に自信のある生徒は60秒を2set、自信ないなぁと思う生徒は20秒~30秒を2setでよいと思います。あとは自分で時間を調整してみてください。

 

 

 

 

 

 次は、バランストレーニングです。バランストレーニングは横から見たときに『T』の字になり両手を広げます。これで30秒~40秒を左右2set。ちなみに目をつぶってやると難易度が上がるのでそれも試してみてください。

これは股関節を動かすお尻歩きです。足を伸ばして床に座り、股関節を動かしてお尻で歩きます。前向きに30歩、後ろ向きに30歩を2setするとよいでしょう。

 

この他に、壁倒立やふくらはぎを鍛えるつま先立ち、縄跳びなども入れてみてはどうでしょうか。また、オーソドックスな筋トレとして、腕立て伏せや腹筋、背筋も10回~20回やるのもよいでしょう。これだけでも体が温まり、体力維持につながると思います。

 

 

 

 

 

最後に、トレーニングや運動だけでなく、怪我をしない体づくりも大切になってきます。運動後やお風呂上りにストレッチを行うとより強い体になります。そして、何よりも一番大切なのは規則正しい生活習慣です。早寝早起き、朝昼晩の食事、スクリーンオフの時間にも気を付けて生活してください。

また、インターネット上にも様々なトレーニング動画があります。余力のある生徒は自分で調べてみるのもよいですね。

 

 

 

マツの花、見たことありますか

皆さんこんにちは!今日で第3回目の投稿になりました。1年理科の第3回目は、マツの花です。

皆さんはマツの花をご存じですか。花と言えば左の写真のような鮮やかな色をしたきれいなものを想像しますよね。(ちなみにこれはサクラの花です)

ではマツの花とは…

このマツのどこに花があるのでしょうか。写真の真ん中に、皆さんも知っている松ぼっくり(まつかさ)があります。

実は、このまつかさがマツの花(種子をつくった花)なのです!(ちなみに、細い緑色の棒状のものが葉です)

 

 

 

少し時期が早いので、マツの若い花が観察しにくいですが、マツの先端にできる赤いものが雌花(めばな)、葉のつけねにできる黄色いものが雄花(おばな)です。雌花がやがて、まつかさになっていきます。

今回も双眼実体顕微鏡でまつかさを拡大してみました!

 

 

 

 

左の写真は、まだまつかさが開いていないもので、雌花から成長して1~2年たったものです。右の写真はまつかさが開いており、成長して2~3年たったものです。中を見てみると…

 

 

 

 

左の写真が1~2年たったもので、りん片を拡大すると種のようなものがありました。これがマツの種子です。また、右の写真は2~3年たったもので、すでに中にあった種子が飛んでいってしまい、なくなっていました。

植物のなかにはアブラナやサクラのような花もあれば、マツのような花もあるんですね!この他にも、花を咲かせない植物もあります。理科は身近にたくさん存在しています。少し周り見て、「おっ、これは何だろう。」と気にかけてみてはどうでしょうか。

 

水中生物を顕微鏡で見てみよう

今日から臨時休校2週目に入りました。今週は天候が悪い日が続くので、家の周りの外で体を動かすことが難しくなります。家の中でできるトレーニングやエクササイズをして、体がなまらないようにしておきましょう。

さて、本日1年理科の第2回目は水中生物を見てみようです。今朝、早月中学校にあるビオトープから微生物がいそうな水を採取し、どのような微生物がいるのか顕微鏡で観察しました。

 

 

 

 

右の写真はスライドガラスとカバーガラスを用いてプレパラートを作っているところです。カバーガラスをかける際に気を付けなければいけないことがあります。何か分かりますか。

 

 

 

 

プレパラートができたら、顕微鏡のステージにのせて観察を行います。右の写真はLEDライト付きのステージ上下式顕微鏡です。左の写真は反射鏡の鏡筒上下式顕微鏡になります。顕微鏡はとても高価なものなので、使い方をしっかり覚えて使ってほしいです。使い方は教科書にも掲載されているので、事前に見ておくとよいですね。

 

 

 

 

 

 

実際に顕微鏡を使って観察してみました!顕微鏡を使うときは接眼レンズから見てピントを合わせるだけでなく、必ず真横から見て対物レンズとプレパラートを近づけなければいけません!(理由は…)

これは、ミジンコの仲間です。倍率は40倍で観察しています。動き回るので撮影に苦戦しました。

40倍でこの大きさなので、肉眼でも動き回っているのが確認できます。みなさんの家の周りに田んぼがあれば、採取することができます。(ただし、勝手に田んぼに入ってはいけません!)

 

 

 

 

 

左の写真の中央にはケイソウが観察されました。これは100倍で観察したものです。右の写真はアオミドロという微生物です。これは400倍で観察したものです。ちなみに、倍率が高くなればなるほど、視野が狭くなり、暗くなります。

顕微鏡は中学校3年間を通していろんなところで使用するので、使い方や特徴をしっかりおさえ、正しく使っていきたいですね!休校明け授業で使用しますので、事前学習をしておくとよいですよ。

また、『NHK for School』というサイトには理科の動画が多数掲載されています!(授業で活用するときもあります!)この休校中に興味があるところを調べたり、小学校の復習をしたりするとよいかもしれないですね。