月と金星の満ち欠け

みなさん、毎日どのような計画を立てて生活しているでしょうか。継続させるということはとても難しいことですが、残りの休校期間にこれは毎日続けてみよう!ということを決めて実行してみてください。続けるためのポイントは『時間帯』ですよ。

さて、本日の1学年理科は天体についてです。本来天体の授業は3年生の3学期に実施されますが、天体という分野は私たちの身近にあります。日中であれば太陽がどこから昇り、どこに沈むのか。夜であれば月がどのような形をしているのか、あれは何の星座なのか。みなさんが幼稚園や小学生のときから何気なく見ているものですよね。

そこで、先日の夜に天体観測を行ってみました。ちょうどフラワームーンといわれる日だったので月の観察と、現在金星が地球に近くなっているということから金星の観察を行いました。

 

 

 

 

これは月の写真です。クレーターまではっきりと見えました。この後は徐々に月は欠けていきます。

 

 

 

 

これは金星の写真です。現在は夕方、西の空に見えます。金星は太陽が沈んだあとに輝いて見えるのでとても見付けやすいです。ちなみに、月と違って肉眼では見えないですが、天体望遠鏡を使って観察すると、月と同じように満ち欠けしているのが分かります。

5月までは夕方、西の空に金星は見えます。(よいの明星)そして、いったん見えなくなり、その後、朝方、太陽が昇る前に東の空に見えるようになります。(明けの明星)

何気なく見ている夜空。毎日同じ時間帯、同じ場所で観察していると違った景色を見ることができ、そこから月の動きや金星、そのほかの星の動きも分かってくると思います。天気のよい日が続きます。肉眼でもよいので、ぜひ天体観測をしてみてはどうですか。

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