たくさんの来賓の方や保護者の方に見守られる中、立派な卒業式を執り行うことができました。
卒業生130名
保護者の皆さま
おめでとうございます
校長先生からの餞の言葉として「初心忘るべからず」
「初心忘るべからず」には3つの初心があります。
1つ目は、芸や修行を始めたばかりの初心。若い時に失敗や苦労した結果身につけたことは、常に忘れてはならない。それは、後々の成功の糧になる。
2つ目は、それぞれの段階で成長していく中での初心。歳とともに、その時々に積み重ねていくものを、全部身につけておけば、年月を経れば、全てに味がでる。
3つ目は、老後にふさわしいことを学び始めるときの初心。歳をとったからといって、「もういい」ということではなく、その都度、初めて習うことを乗り越えなければならない。
「初心忘るべからず」とは、それまで経験したことがないことに対して、自分の未熟さを受け入れながら、その新しい事態に挑戦していく心構えです。
義務教育の終わりは、一人一人が個として自立していくことを意味しています。今まで、早月中学校の仲間と共に支え合い過ごしてきたけれど、これからは別々の道を歩き始め「未来を切り拓く」ときです。困難があるかもしれない。苦労があるかもしれない。そういう時こそ「初心」に立つ時です。それは、不安と恐れではなく、人生へのチャレンジなのです。自分を信じて、強い意志をもって歩んでいって欲しいと思います。
「見送り式」の様子。雨も上がり、記念撮影や思い出話をいつまでも楽しんでいました。