「生き方を学ぶ講演会」

北京・ロンドン・リオパラリンピック車椅子バスケ日本代表の宮島徹也氏を講師にお招きして、「夢をもつことで人は変われる」をテーマにお話をしていただきました。

いろいろなスポーツを経験し、バスケットボールが大好きになった。中学2年の秋、バスケットボール県選抜チーム入りを目指し、練習に励んでいたが、選考会中に左ひざ靱帯を断裂する大けがを負い、二度の手術により太ももから下を切断した。周囲に「死にたい」と当たり散らす日々が続いたが、お母さんや家族に支えられ、心強い友達に励まされ、「もう一度バスケをしたい」という気持ちになれた。車いすバスケの漫画を読み「車椅子バスケの日本代表選手になる!」という夢をもった。そして今は世界で通用する強い選手になること。そのためには一日一日をやり切る。
夢、目標をもち、それに向かって努力すれば、必ず周りが支えてくれる。夢をイメージできない人は、好きなこと、夢中になれるものを探して大切にしてほしい。
どう生きるか決断する時に、夢、目標があれば一歩前に踏み出すことができる。

バスケットボール部の生徒が椅子に座ってシュートを試みますが、下半身が踏ん張れず、シュートどころではありませんでした。宮島選手が車椅子で小刻みに方向を変えながらシュートされる姿は、日々の努力の賜物。
宮島選手、ありがとうございました。

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