昭和20年8月6日、爆心地から北東へ１．３ｋｍ、広島逓信局の中庭で被爆したアオギリは、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、樹皮が傷跡を包むようにして成長を続け、焦土の中で青々と芽を吹きました。その後、その被爆アオギリは、昭和48年に平和記念公園に移植されました。
被爆アオギリ二世
広島市では、「平和を愛する心」「命あるものを大切にする心」を後世に継承するため、この被爆アオギリが実らせた種を発芽させて育てています。その成長した苗木を「被爆アオギリ二世」と名付け、平和学習で広島を訪れた中学校に配布しています。
広島平和記念公園で平和学習を行った際に、その苗木を受け取ってきました。
今朝、生徒玄関前に植樹しました。平和を愛する心、命あるものを大切にする心と共にアオギリをみんなで育てていきましょう。