太陽系で地球の1つ外側の軌道を回る火星は、太陽の周りを687日かけて1周しな
がら、およそ2年2か月に1回、地球に接近しています。ただ、地球の軌道がほぼ円
形なのに対して、火星の軌道がだ円になっていることから、火星と地球との距離は接
近するたびに変わります。今回は、この10年間では最も近い距離になり、火星が地
球に最接近する「スーパーマーズ」です。
火星の直径は地球の半分程度と小さいのですが、地球との最接近を迎えるころは火星
が大きく見えます。(参考・参照サイト:国立天文台)
日没とともに、南東の空に現れ、夜遅くには、南の空に赤く光る火星が観測できると
いうことです。身近な天体ショーとして気軽に楽しめそうです。
2016年5月31日
20時00分
東経137度
北緯36度
この日を挟んでしばらくは見えるそうです。